LNA (ローノイズアンプ)

GaAs(ガリウム砒素)、SiGe(シリコンゲルマニウム)に代わるCMOSプロセスで小型・低コスト化を実現
 LNA(Low Noise Amplifier)は入力された信号を選択して増幅する低雑音増幅器で、放送や通信など高周波の送受信回路に多く使われています。主な用途はデジタル放送、携帯電話、無線LANなどですが、地上波放送、衛星放送、CATVのデジタル化が進むに伴って、TVやセットトップボックスといった受信機に組込むチューナーにはLNAが必須となっています。
 すでに多くの企業からLNA製品が出荷されていますが、大別してCMOS、GaAs(ガリウム砒素)、SiGe(シリコンゲルマニウム)の3通りのプロセス技術に基づいて生産されています。また、LNAの設計方式には一般的にバイポーラ型、JFET入力型、およびCMOS入力型があります。ICではなくディスクリート部品で構成しているケースもまだまだ多く見受けられます。現在供給されているLNAはGaAsのバイポーラ型が主流ですが、GaAsは製造原価が下がり難いという問題があり、またバイポーラ型は消費電力が大きいという欠点があります。デジタル放送機器の市場が急速に拡大する中で、高特性と低コストを兼ね備えたLNAが求められるようになりました。
 H&Tテクノロジーでは、デジタルTVチューナー用を想定したCMOSプロセスのLNAを開発しました。試作サンプルの基本特性は従来品と遜色なく、従来品にない機能を備え、消費電力も下がることを確認できました。当社はこのLNAを従来品より低価格で提供することが可能です。

 
 【製品ラインナップ】